外が傷んでいれば、中も傷んでいる??

2018年6月10日

午前中、逗子まで打ち合わせに行きました。
途中、北鎌倉駅前近く、円覚寺の辺りでしょうか・・・あじさいの花が咲き誇っていました。
梅雨には”あじさい”が良く似合って、梅雨のうっとうしさを忘れさせてくれます。

ところで、
天井に水染みが見つかった!
この様子では内部の小屋組みも相当傷んでいるはず・・・。

これは、多くの一般消費者が抱くイメージだと思います。
外から見ただけで異常が見つかれば、中はもっと酷い事になっている。
誰もがそう考えがちです。

しかし、現実は必ずしもそうではない事が、最新の研究で分かったそうです。

住宅の外観に変化が見つかっても、
内部の構造躯体に生物劣化が生じている可能性は低いというのです。

国立研究開発法人・建築研究所、材料研究グループの上席研究員
槌本氏がまとめた論文「既存木造住宅の躯体生物劣化発生確率に関する分析」
で明らかになったそうです。

この論文によると、
外装材や内装材に水染みやヒビ割れなどの変状が見つかった部位のうち
内部の躯体に腐朽や蟻害などの躯体の生物劣化が発生していた割合は8.5%に
過ぎなかったということです。

つまり、外観で変状が見つかっても、9割以上の部位では
躯体の生物劣化が起っていなかったことになります。

「外が痛んでいれば、中も傷んでいる」という従来の常識を覆す結果です。

私の経験からすると、お客様が腰を抜かすほど驚くことが多々ありましたが、
きっと場所による事だと思います。

用心に越したことはないと思います。

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