杭工事の重要性

2018年3月25日


昨日、上野の西洋美術館に行きました
桜は八分咲きでした
今朝家を出るときに家の前の桜の木を見たら
ようやく開花した様子でこれから1~2週間、毎日桜の花を見るのが楽しみです
四季折々、自然は何かしら私たちを元気にしてくれるものですね

ところで奈良県は2017年10月に発生した近畿生駒線沿いの高台にある
住宅地の擁壁が崩落した事故に関する最終報告書をまとめました

報告書では01年の住宅建設当時に造成された地盤が元々緩い盛り土だったうえに
事故当日の豪雨の影響で地下水が上昇し水圧が加わったと分析
盛り土で円弧滑りが発生し擁壁が崩落したと結論付けました

調査の過程で擁壁が崩落した6棟のうち5棟の住宅で
住宅会社が鋼管杭を支持地盤まで打ち込んでいたことも分かり
鋼管杭を打っていなければ住宅が流されて大惨事になった可能性もあり
杭を施工する重要性を改めて印象付けました

また、事故調査結果で浮き彫りになったのが盛り土の危険性です
この現場では事故前から擁壁の伸縮目地の開きや
天端コンクリートブロックの破損が見られたというこで
これは盛り土内の不同沈下の可能性を示す現象で
引き金を引いたのは未曾有の豪雨による水圧の上昇で
造成時に事故を招きかねない要因を内包していた可能性が大であったという事です

また、もうひとつ大きな教訓として杭を打つ重要性です
建物を施工した住宅会社も
「杭を打っておいて良かった。万が一のことがあってはならないと考えて対策を講じたのでしょう
杭打ちを怠っていたら大変なことになっていた」
杭のおかげで人命に関わる大惨事は免れたものの
復旧工事の内容はまだ決まっていない

次の天災はいつ訪れるか分かりません
早急な解決が求められます

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