伝導過熱による火災

2017年10月9日

今日は朝から さわやかな一日でした。
雨戸を開ける時、少しヒヤっとしますが、
それが何とも今では一番の目覚めとなっています。
連休の日の昨日は、丹沢に日帰りで娘と一緒に出掛けてきました。
桧ボラ丸の頂上は、少し色づいていたものの、紅葉はまだまだでした。

ところで、
築地場外市場の7店舗が8月3日に全焼した火災で
原因を調べた結果、全焼したラーメン店が火元の見方が強いということです。

同店の厨房の壁は、木製の下地材をステンレスの仕上げ材で覆っていて
ガスコンロの熱がステンレスの裏側に伝わって下地材が炭化して、
蓄積した熱によって炭化した木材が突然発火する「伝導過熱」が原因だとみられています。

伝導過熱が起こりそうな状況は、目視での確認は難しい。

下地の木材が仕上げ材で隠れているので、炭化した木材を発見できません。
ただし、炭化が進むと焦げ臭くなるということです。

今回の火災でも、全焼した調理器具販売店の女性店員が
「閉店する午後3時半頃に焦げ臭い匂いがした」と説明しているということです。

また、一般的な木材では、
外部の火が燃え移る引火温度は250℃前後だそうで、
外部の火がなくても燃え出す発火温度は450℃前後で、
蓄熱伝導による木材の発火温度は、
外部の火が燃え移る場合よりもはるかに高いものの、
長時間かけて蓄熱され、発火温度に達する場合もあるそうです。

そのメカニズムは
まずは長期間の加熱で、木材に含まれる水分が蒸発。
木材内部に空隙ができる。
そこに空気がたまり蓄熱性が高まるということです。

金属板の裏側にある下地の木材と、ガスコンロの距離が近い状況では
蓄熱が進行し、発火点を超えることがあるということです。

キッチンのリフォームの場合は、特に注意をして
既存の壁の中も確実に点検をして、壁・天井を防火対応にしてから
仕上に入りたい場所ですね


(一部、日経ホームビルダーより)

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