水害に備える

2017年8月21日


真夏なのに青い空を見られた日が何日くらいあったのか?
きっと何日もなかったように思います
雨が降らなければ、曇りの連続
これだけスカッとした青空を待ち望んだのはないように思います

ところで、想定を超える豪雨が各地で発生していて
家づくりや街づくりにも変化が求められています

6月下旬からの梅雨前線や台風3号の影響で九州北部を中心に猛烈な雨が降りました
気象庁によると7月5日から6日にかけての降水量は
福岡県朝倉市朝倉で586mmと記録的な大雨でした
この豪雨は大きな水害を招き土石流も引き起こし土砂や流木が建物を襲い
福岡県だけでも家屋の被害は8月1日時点で981棟に上ったそうです

また、7月22日から23日にかけて秋田県で降り続いた記録的な大雨も
横手市などに大きな被害をもたらしました
横手では2日間で314.5mmの降水量
この影響で1800棟を上回る住宅に被害が生じました

ここ数年を振り返ってもほぼ毎年のように記録的豪雨が水害を招いており
もはや水害は地震や火災と同様に家づくりの際に備えが要る災害に変化してきています

地盤が崩れて土石流や流木を伴うような大規模な水害に対しては
土木事業による対応が不可欠で、建物側での対応は難しい
しかし、下水処理能力を超えた集中豪雨で水が溢れる内水氾濫や
徐々に水位が上昇する河川氾濫などの水害への対応は少し違います
・・・と専門分野の芝浦工大の中村教授は指摘します

その水害対策の1つが基礎高を上げて床の高さを上げる方法です
床高を上げた場合に水害被害額をどの程度低減できるかをシュミレーションしたら
10年から1000年に1度の確率までの降水量9パターンを用意し
それぞれ対策なし、基礎高0.5m増、1m増の3パターン・・・
計27パターンの年間被害額を推定
その結果、ある地区では床高を上げた場合の年間被害額期待値が93%減少したそうです

今後考慮していきたいところです
(一部、日経ホームビルダーより)

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