障子で陰と陽をつくる

2016年6月15日


一日中梅雨空で事務所の下のツバメは卵をあたためているようですが
なかなかヒナにかえらない様子です

ところで、1960年代までの普通の日本の住まいは障子と襖で仕切られた間取りが一般的でした
今では映画やTVの場面でしかお目にかからない住居です
そこは個人の場であっても音も気配も伝わりますが姿は「見えない場」です
簡単に開いてしまう障子も襖もそれを開くか開けるかはその人のモラルの問題でした

この「見えない場」ということが極めて重要だと考えられます
繋がっていて、気配も音も伝わりますが姿は見せずにいられる自分の場は安心感が保証され
共同生活のなかであっても自由を感じることが出来ます

穏やかな共同生活が送れる自由の場とは
ドアをピシャリと閉めて気配も音も伝わらない「個室」でコミュニケーション不可の場ではないと思います
複数世帯の住居間においてもコミュニケーションを可能にする
開くと閉じるの陰と陽の境界の考え方が必要になると思います

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