住宅の水分放出量(水蒸気)

2015年7月8日


なかなか降り止まない雨を見ています
毎日少しずつ湿度が上がってきてむし暑く、真夏が近い感じです

日本は世界で類をみない四季が豊かな国で
一年を通して湿潤と乾燥が繰り返される気候です
住宅の断熱化を図ることにより四季の寒暖の差が緩和され
住宅の室内環境を快適に保つことが出来ますが、一方で
外気と室内の境界にある「躯体(壁、天井、床、など)の断熱壁体」の内部には
昼と夜、夏と冬などで急激な温度変化が生じます

一般的な4人家族で住む住宅では
炊事や洗濯などの生活や人体から1日約数リットルの水蒸気が発生するといわれ
また、竣工後半年から1年程度の間で住宅を構成する材料からも数トンの水分が放出されます
それらを室内や躯体内から適切に排出しないと
室内ではカビや表面結露。躯体内では内部結露や耐久性低下の原因になります

また、日本は通年大量の降雨があり
雨水が躯体内に侵入しないように防水対策をしっかり確保する必要があり
建材のジョイントに多用されるシーリング材は
数年から10年程度しか耐用性がないと言われています

シーリング材の定期的メンテナンスの重要性はいうまでもありませんが
それらの部分から仮に漏水が生じた場合も
建物躯体を濡らさずに外部に排出するための建築的な対策を講じることが大切です


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