熱のお話

2015年6月14日

昨日、今日と雨は降らないものの湿度が高い一日でした。

これからの夏の暑さ対策、遮熱について考えてみます。

熱は温度差があると移動し、移動のかたちには
  「伝導」  「対流」  「放射」 の3種類です。
「伝導」は固体内の熱移動のことで、建物の外壁・屋根での熱移動は「伝導」になります。
断熱材が効果を発揮します。

建物の外壁・屋根は内側・外側ともに空気と接していますが、空気から建物外部に熱を伝えるのが
「対流」になります。風速が大きいほどた「対流」伝熱は促進されます。

そして「放射」は温度差がある物体間での熱移動のことです。

断熱は「固体内での伝導を妨げること」で、遮熱は主に「放射による伝熱を妨げる」ことです。
具体的には「日射によって建物の外壁・屋根などが高温になることを防ぐこと」です。
建物の表面が高温になると、室内との温度差に比例して熱が侵入しますが、
このときは固体内での「伝熱」を防げる「断熱」が主役となり、「日射」にとっては
「断熱」が第一関門、「断熱」が第二関門で、「遮熱」が弱くても「断熱」が強ければ
結果的に日射熱は室内に侵入しないことになります。
「遮熱」が強ければ「断熱」が多少弱くても結果は同じ事です。

「遮熱」という考え方は、省エネ基準レベルではあまり触れられていませんでした。
実際、現在施工している建物には遮熱となる通気層が設けられていますが、
これからは手軽に施工でき、性能の高い建材施工法が出てくると思います。

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