地下室の結露

2015年7月5日

気温はあまり高くないのに湿度が65%と高く、少し動くと体中に汗が出てくる感じの
一日でした。

さて、今日は地下室について書きます。

地下室は夏期に結露する。または高湿になります。
地中深くなるにつれて温度が年間を通じて一定となりますが、夏期には躯体表面が
室内温度に比べて低くなることが主な原因です。

真夏の暑い時でも地下5mの地下温度は夏におおよそ15℃になり
例えば、室内温度が27℃、相対湿度60%の場合地下室は
床壁表面温度が18℃になると結露し、結露しない場合でも表面温度が22℃の場合
壁表面付近の相対湿度は80%となり、カビの発生しやすい環境になります。
地下室壁や床を透湿抵抗の高い断熱材で断熱して、夏期はエアコン・除湿器などで
除湿を図ることが大切です。

換気システムとしては、夏期は1階などで除湿された空気を導入する
第3種換気か、除湿も兼ねて全熱回収型換気装置を用います。
外気を直接地下室に導入する換気システムの採用は、絶対に避けなければいけません。
地下室は熱的には安定した空間ですが、最大の問題は夏期の結露です。
その緩和策としては除湿と断熱材しかなさそうです。

植栽について

2015年7月3日

連日連夜の雨降りで空も疲れないのだろうか・・・?と思う事もあります。
こういう日が続くと外部の仕事はお手上げです。

そこで今日は外構工事の植栽について書いてみます。
植栽工事は他の工程の後回しにされがちで、予算を十分に確保しにくい工事です。
しかし、建築に欠かせない要素です。
植栽工事を決める主な要因は、樹木の種類や大きさ・枝振りでしょう。
株建ちで台付のものや、珍しい樹種の値段は高めです。
逆にヒメシャラやモミジなどの人気のある木は単価が安い傾向にあります。
予算がオーバーした場合は、植栽の種類を減らすなど計画を簡略化させてみましょう。

障子の魅力

2015年7月2日


梅雨の最中は雨は時を選ばず強弱とつけて降ります
窓越しの目をやる回数がいつもより多い気がします

窓というと洋室、和室を問わず障子が似合うように思います
障子は日本古来の優れた建具です
もちろん和室の建築には欠かせません

格子状の秩序立った形態とそこから漏れる柔らかい光が室内に
なんとも言えない雰囲気を醸し出します
さらに和室ばかりではなく洋室にも違和感なく溶け込んでしまうのが凄いと思います

それが一番分かるのが洋室の改装時にカーテンに換えて新たに障子を入れた場合です
開口部を変更しただけにも関わらず
空間自体がキリッと引き締まる。素晴らしさがあります
これこそが障子のもつ不思議な魅力だと思います

紙の貼り替えが必要な障子は敬遠されていますが
美しい空間作りには欠かせないアイテムだと思います

庭を有効活用

2015年7月1日


朝から雨振りがひどく、外作業はお手上げです
事務所にいて、窓越しに雨の降っている隣家の庭をみていて思いました

庭と言えば一面の芝生を連想しがちですが
デッキ、テラスを設けることも日常の利便性を高めるうえで効果があります
視覚的にリビングの延長として意識されるため、空間が広々と感じられるようになり
天気が良ければ、そのまま外のリビングとして使うことができます
リビングからの視界に隣の家が入らないように樹木を植えたり
スノコ塀をセットすればプライバシーを守れる外部空間が作り出されます

河童伝説

2015年6月30日


今日は関内で3年に1度の建築士定期講習会がありました
朝10時から夕方6時30分までを講習と修了考査で無事終了してきました

さて、梅雨の季節
河童伝説のの話が活気づきます
全国津々浦々に伝説があり、町おこしのシンボルになるなど多くの人に愛されています
身近なところでは海老名市に流れる目久尻川は農作物を荒らした河童が罰として
目をくじられたことで、その名がついたそうで
川にかかる小園橋のたもとには、可愛らしい河童像があるそうです

私も今度よくみてみようと思います

小窓の配置

2015年6月29日

朝夕は涼しいのですが、日中は気温と湿度が上がりエアコンが必要な時間が
少しずつ長くなっています。

今日は高低差のある窓について考えてみます。
就寝時は直接風が当たると寝冷えしてしまうため、内外の温度差を利用して
わずかな気流を作り出し涼感を得るという方法が考えられます。
不在時や就寝時に小窓を開けておくことにより、効果的に排熱できます。

窓の設計のポイントについて・・・
①吹き抜けや階段室、勾配天井などを利用してできるだけ高低差をつけて窓を設置する
②下部の窓は防犯性に配慮
③少量の雨に対して吹き込みを防止するため、横すべり出し窓・オーニング窓を使うか
  庇を設ける

また、温度差による排熱換気は、単に上下に窓を設ければ良いというわけではなく
様々なことを考えて窓を配置することが大事なことです。

リフォームについて

2015年6月28日

日曜日の朝は静かでホッと一息つける時間があります。

最近リフォームの仕事が増えています。

耐震リフォームはお客様のニーズや予算に応じて3段階に分けられます。
①リフォームなしの耐震補強
②全体的な耐震リフォーム
③限定的な耐震リフォーム

耐震リフォームでは主に次の6点について施工します。
①壁の補強(構造用合板や筋交などの耐力要素をバランスよく増設)
②接合部の補強(花棚・柱頭の接合部、筋交接合部、柱梁接合部など)
③水平構造面の補強(屋根・床の強度、剛性の向上)
④基礎補強(ひび割れ補強、曲げ及びせん断強度の向上)
⑤劣化改善(腐朽、蟻害部材の交換・改善)
⑥軽量化(屋根の葺き替え、外壁の塗り替え)
この6点です。

これらは、出来るだけまんべんなく施工したいところですが、特に①の壁の補強は
倒壊しない建物にする上で最も重要な要素になるので、最優先で施工したい場所です。

最適な庇

2015年6月26日

朝から一日中雨模様でした。
東北地方もようやく梅雨入りしたすです。

雨が少し降った時でも庇があると助かります。
庇は雨対策・建物の劣化対策・防熱対策などの面から重要な建築的要素です。
これらの機能を発揮するには、できるだけ庇を深くすることが望まれますが
深くしすぎると採光量が低下し、室内は暗くなってしまいます。
また、冬季には日射取得が少なくなり、日射取得熱による暖房エネルギーの削減効果が
低下してしまいます。
これらに対しては、必要に応じで庇の出を可変できれば良いのですが、
台風などが多いわが国では容易にできません。
例えば、窓から室内に侵入する日射熱は庇を深くして遮蔽効果を高め
冬は低高度の日射を室内に取入れる。
これが省エネルギーや室内温熱官許の観点からみた場合の最適な庇の使い方です。

内部発生熱

2015年6月24日


久しぶりの真夏日になり少し動くと汗ばみます
解体工事、水道工事等の現場作業は汗まみれ、泥まみれになりながらの作業です
少しくらいの暑さで音(ね)をあげていたら仕事になりません
夏はこれからが本番です。身体にはくれぐれも気をつけて頂きたいと思います

ところで、夏の室温を上昇させる熱はどこから来るのか?

まず、一番大きいのは窓から侵入する日射熱です
これに対しては窓の庇やブラインド、植栽、レースカーテンを構枯れ木に設置して
日射熱を極力入らないようにします

次に大きいのは日射により高温になった屋根や外壁から侵入してくる熱です
これに対してはそれぞれの部分を高断熱化をして熱の侵入を低減させます
また、室内側では日射熱に加え人体発熱や家電などから発生する
内部発生熱にたいしても住空間全体に拡散することなく
なるべく発生した場所から通風や換気装置により速やかに排出することが大切です

特に内部発生熱の処理については、ただ単純に開口部を設ければよいとか
換気装置を設置すればよいというわけではなく
日射遮蔽と通風、排熱に留意した窓の設置
そして通風を妨げない平面及び空間計画とすることが大切なことです。

玄関ドアは家の顔

2015年6月23日


雨が降らない一日でした
昨日、夏至でしたが今日もまだ日中が長く助かる事が多いです
例えば家庭菜園をやっていれば早朝や夕方に草取りや収穫が楽々できます
小さな田舎暮らしを楽しむ事ができます

さてマンガのサザエさんの家は
昭和の初め頃に建った東京郊外の典型的な住宅でほぼ30坪程の広さと想像できます
この家の玄関の戸はガラス入りの引き違い戸で、今では懐かしい方式です
以前はどこでも見られたそうです
当初の木星のものの具合が悪くなるとほとんどがアルミ製に替えられて
開閉する時の木の感触は得られなくなりました
そして新しい家の大半は開き戸の玄関ドアを取り付けるようになり
人の家を訪ねた時の記憶には玄関ドアがどんな感じだったかということが
案外はっきりと残っている場合が多かったように思います

ドアの表情にはそこに住む人の好みや性格が現われているようで
ある程度のサイン効果があります
同じような家が並んだ街並みでもドアだけは
各戸が違ったデザインとしているものが少なくないのは
やはり、自分の家らしさを表そうとしているのだと思います

これからは、どんなデザイン性省エネ性のドアが出てくるのか
又、独自で作成するのか創造するだけで楽しくなります

ページの先頭へ

お問合せ・資料請求