2020年01月20日

気温・湿度の上昇によるカビの増加

2020年1月19日

朝、雨戸を開けると目に入る大磯の高麗山から箱根・丹沢の山々、
そして中央に富士山の雪景色。
いつ見ても、朝日のあたる姿は感動します。
何か良い事がありそうな1日の始まりでした。


ところで、夏季の結露とカビの被害が最近急増しているようです。

増加の一因と考えられるのは、平均気温や湿度が上昇傾向にあること。
こうした傾向が今後も続けば、被害はさらに増えると予想されます。

19年夏にカビ調査で出向いた築10年の木造住宅では、
間仕切り壁のクロスに黒いカビが発生したということです。

壁を開けて内側を覗くと、石膏ボードの裏側にある柱や間柱などにも
大量のカビが付着していて、カビは2階壁の上部に集中しており
原因は小屋裏にあるだろうと判断。

小屋裏換気部分に不良があると疑い確認してみたところ
軒先にある換気口が遮熱シートで塞がれていたそうです。

このカビが発生したメカニズムは、
まず、小屋裏に充満した水蒸気が間仕切り壁内へ移動。
壁面の石膏ボードが吸湿し、夏季にエアコンを入れる事で結露が発生したと考えられ
結果、結露水によりクロスにカビが発生したものでした。

カビが発生した原因は分かったが、調査で疑問に感じたのは
新築当初からではなく、なぜ築10年経って初めてカビが発生したのかという点で
住人の家族の住まい方に大きな変化は無いということです。

一因として考えられるのは、夏季の温度や湿度の上昇です。

例えば、東京の温度は、気象庁のデータを見ると
ここ10年ほど上昇傾向にあり、温度が上昇するとエアコンを入れる頻度が高まります。

水蒸気量も多くなっているので
結露が発生する頻度や、その発生量が増えたと推測できるようです。

今後、このような事例は多く出てくると思われます。

対応方法を身につけておく事が大切です。

ページの先頭へ

お問合せ・資料請求