2019年11月25日

大開口を可能にする

2019年11月24日

朝のテレビでカトリックの最高指導者 フランシスコローマ教皇が来日されたことが報道されていました。
ヨハネパウロ2世以来38年振りという事です。
長崎市の爆心地公園、広島平和記念公園を訪れ、人類史に残る悲劇の傷に今なお苦しむ被爆者のために祈られたそうです。
82才で世界をとびまわり活動している姿は、スーパーマンに見えたりもします。

ところで、駅近の住宅密集地に3階建て住宅を建てる際
お客様から1階にビルトイン式の車庫の設置を求められることがあります。

その場合、道路側の面はほとんど壁を確保できない「一面開口」になります。
過去の大地震では、こうしたプランで倒壊例が続出して
昔から危険性が指摘されているプランです。

木造住宅用金物メーカーのBXカネシンは昨年から基礎と450㎜幅の耐力壁を緊結する
柱脚金物「ベースセッター」を発売しています。

450㎜幅の壁材に、広く流通している梁材を使用する事で、約5倍の壁倍率を確保しています。
これで、一般的な幅910㎜の耐力壁よりも開口部の左右に生じる出っ張りを抑える事を可能にしました。
狭小地の敷地の1階に大開口の車庫を設ける場合には、うってつけの製品になります。

今までなら、SE構法などの手法で施工可能でしたが、コスト面でかなりのコスト高になっていました。
構造計算や施工法も難しくなく対応可能なようなので
私も今後検討していこうかと考えております。

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2019年11月19日

木造・木質化

2019年11月17日

朝から快晴の一日でした。
昼食後、心地よい日射しを浴びながら昼寝を楽しむ・・・こんなひとときは
年に何回あるだろうか?
つかの間の幸福感もいいものです。


ところで、近年、木造・木質化が推進されるなか、
木造を得意とする工務店もしっかりとその流れに対応していくべきだということで
JBNで「中大規模木造委員会」を設置したという事ですが
工務店が力を発揮しやすい「低層非住宅」の中大規模木造を主な対象とし、
様々な取り組みを進めています。

例えば、住宅用プレカット材を活用する為に、中大規模木造プレカット技術協会とも連携を取るなど
合理的な構造や、安価な部材を供給する体制を整えています。

私たちが基本とする木造は2015年に改訂されました「木造校舎の構造設計標準」です。
その中でも特に汎用性が高いのは屋根トラスです。

一般流通材とプレカット材を用いた最大スパン12メートルの屋根トラスを標準化しています。
また、壁倍率15倍相当の高耐力壁も標準化しています。

普及が期待されるCLTでは、国土交通大臣認定を取得した「Aパネル」があります。
木造在来軸組みの構造用面材として、壁・床・天井などに使うものです。

ムク板張りの準耐火構造も防耐火に関しても、いくつもの大臣認定工法があり
その一つとして準耐火の板張り工法が挙げられます。

含水率や厚さ、釘の打ち方などの規定を守って使えば、
流通材の杉などを仕上げ材に使って、準耐火構造の外壁や間仕切り壁をつくることが出来ます。

一般的な構造用合板の下地で準耐火性能を確保できるので、非常に汎用性が高いという事です。

45分と60分の準耐火構造の大臣認定も取得していて、3階建ての共同住宅まで使用できます。

近いうち私も中大規模木造を造りたいと思っています。

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2019年11月12日

漏水検知センサー

2019年11月11日

朝起きて窓を開けたら、ウッドデッキが濡れていました。
天気予報通り雨降りかと思っていると
あっという間に晴れてきて、暖かい日差しが入ってきました。
雨上がりの水玉がキラキラ光って気持ちのいい朝になりました!


ところで、アナログ半導体メーカーのエイブリックが7月に発売した
「バッテリレス漏水センサ」は
漏水を検知する「センサリボン」と電波を発信する「無線タグ」から成り
2種類の金属を組み込んだセンサリボンに水滴が触れると生じる微弱な電力を
立命館大学との共同研究を基に開発した「クリーンブースト」と呼ぶ独自技術で
蓄電、昇圧し、無線タグから電波を発信させ、漏水の発生時間、位置を知らせます。
大成建設との共同開発で製品化したということです。

電力発生に必要な水は150マイクロリットルとわずが数滴。
無線タグには低電力で通信可能な無線通信規格BLEを採用したということです。

送信距離は30~100m程度で、無線タグは148×8×5㎜、
センサリボンの長さは、0.5m・2m・5mの3種類です。

低コストで設置でき、維持管理も大幅に省力化できるということです。

価格は無線タグが23,200円、長さ0.5mのセンサリボンが5,200円ということで
手軽な漏水検知センサーで力強い味方が出現したといえるでしょう。

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2019年11月05日

注目される停電対策

2019年11月4日

昨日今日と天気が良ければ畑仕事をする予定でしたが、リノベーションの設計をしました。
祭日は平日より電話や雑用が少ないので、静かな事務所でプランを考えました。
工夫をこらして想いをめぐらす事は、夢が膨らんで楽しいものです。

ところで、近年、巨大台風や集中豪雨が頻発するなど、天気に起因する様々な災害が発生しています。
また地震についても、首都直下地震や南海トラフ地震が、近い将来に発生すると予測されており
人々にとって災害対策は必ず取り組むべきテーマになっています。

さまざまな災害への備えが求められる中で、注目を集めているのが『停電対策』です。
この8年間で停電した住宅は約2,600万戸にのぼるといいます。
昨年だけでも約855万戸で発生しており、これは全住宅の1/6にあたるそうです。

例えば、2018年の北海道胆振東部地震では、全道がブラックアウトする状態となり
最大震度7を記録した厚真町では、停電期間が最大29日になり
約200キロ離れた北見市でも、最大震度3でありながら最大31時間も停電が続いたそうです。

そこで注目されるのが「住宅用蓄電池を備えた住宅の存在」です。
電力の確保によって、災害時の不自由さをある程度軽減できると考えられています。

蓄電池は、東日本大震災以降に普及が始まった比較的新しい設備です。
容量1kWhの小容量のものから10kWhを超えるものが販売されています。

近年は安全性の向上から、リチウムイオンタイプを中心に
室内設置型、壁掛け型なども普及しており、中には10kWhクラスの大容量の充電容量でありながら押入のようなスペースに設置できるコンパクトタイプも登場しています。

太陽光発電と蓄電池のセットで設置するのが、効率が良い方法といえます。

今後の設置・手法と価格が気になるところです。

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