2018年05月29日

地震対策・繰り返しの揺れへの対策

2018年5月27日

早いもので5月も最終の日曜日になりました。
朝のTVでも放送されていましたが、
直近3年の4月~5月の真夏日の日数の増加が、
10年以前よりかなり増えているという事です。

来週の日曜日は6月に入ります。
尾瀬の水芭蕉を見に行きたいところですが・・・
今の時期、土・日曜日は尾瀬は人混みで、つい足が遠のいてしまいます。


ところで、
4月9日島根県西部を震源とする地震において
発生から18日までの間に観測された震度1以上の地震は43回あり
地震時における繰り返しの揺れの危険性は、今や広く認知され
生じる被害に対する危険意識も高まっています。

住宅は基本的に構造上の問題を抱える物件でない限り
震度7程度の地震で倒壊しない性能が、法規上で求められています。

しかし、繰り返しの大きな揺れに対しては「想定外」として
その耐震性能が規定されていません。

大きな本震に耐えた住宅も、繰り返しの揺れを受ける度に
変形が進み、接合部の破損、釘の引き抜きなどによって
深刻な被害に繋がる場合があります。

特に1981年以前の旧耐震時代の住宅や
柱頭柱脚の接合部の仕様が異なる2000年以前の住宅では
耐震診断や耐震リフォームなどの対策が急務とされています。
これを背景に、近年注目を集めているのが制震技術です。

制震技術による地震対策は、基礎的な耐震性能や
大がかりな免震技術に比べて効果が見えにくく、
分かりやすい指針や数値目標がありません。

そのため、コスト抑制や工期短縮のために採用が見送られる事が多く
古くから確立していた技術にもかかわらず
これまで普及に伸び悩んでいました。

今後の動きが気になります。
そして、深刻な大規模災害を複数経験した今、
新たな視点に立った地震対策が求められています。

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2018年05月21日

梅雨対策の準備

2018年5月19日


すっかり緑も濃くなり、初夏になりました
先週の土曜日の結婚式があり、始めて娘を送り出す父親の心情・・・
何となく心のどこかに風穴があいたような一週間を過ごしました

さて、本格的な梅雨入りを前に
室内のカビ対策を考えておられる方も多いと思います

クローゼットや靴箱は浴室のように水を使うわけではないがカビの温床になりやすい
扉を閉じている時間が長く、湿気が籠りやすい
おそうじ本舗の技術アドバイザー尾崎真さんは
「来客時以外は出来るだけ扉を開けて」とアドバイスする
時々、扇風機の風を中に向けて入れ、換気すること
除湿モードでエアコンをかけることが有効と説明します

収納環境プランナーの スハラヒロコさんは
「収納は八分目を心がけて。まずは、収納量を減らす整理から初めて欲しい」
物を隙間なく詰め込むと通気性が悪くなり湿気を含んだ空気が滞留する
物同士の間隔を少し開けて空気の通り道を作ります

「ハンガーに吊るした服は片手でスッと取れる間隔」が目安になるということです
衣類や靴などを引っ越し時の段ボールの中に詰めたまま
クローゼットに仕舞い込んでいないか
今一度、確認しましょう

「紙製の段ボールは湿気を吸いやすいので要注意」
靴を購入時の箱の中で保管するのも同じ理由でNGです
収納にはなるべく不織布製の袋やカバーを使います
特に大切な革靴や革鞄には不織布製の袋をお勧めです

革の主成分がタンパク質で、カビの餌食になりやすく
久しぶりに使おうと取り出してみたらカビだらけ、となっては残念です

これからの梅雨対策、続けられる方法で梅雨を乗り切りたいものです

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2018年05月07日

断熱工事で健康維持

2018年5月4日


今年のゴールデンウィークは天気に恵まれました
海外へ、地方へ、たくさんの方が出掛けた様子です
私は例年通り、野菜の苗を植えたり、家の回りの草取りをしたり、大山三峰山へ出かけたり・・・
そして、一つだけ違う事をしました
それは、「シネコヤ」で「人生フルーツ」という映画を観た事です
90歳の建築家と87歳の奥さまとの日々のドキュメンタリー映画でした
緑の中に囲まれた日々とコツコツ積み重ね生きている姿が
とても爽やかに表現されていて感動しました

さて、日本で健康寿命を延ばす対策といえば
食生活や運動習慣の改善が中心で住環境との関係は
これまで、それほど取り沙汰されてきませんでした

ところが、イギリスでは住環境が健康に及ぼすリスクをかなり早くかた認識し
高齢者に向けたキャンペーンを行っています
寒い家に住み続けることで脳卒中や肺炎、心筋梗塞のリスクが高まるということで
リビングの最低温度を21℃、夜中でも寝室が18℃以下に下がらないような対策が進んでいます

日本では国土交通省が断熱住宅の普及に関する指針となる(実証)を集めています
2014年の人口動態統計によれば、全国の年間死亡者数は127万人で
そのうち冬季に無くなる方が47万人にも上がっています
死亡原因は呼吸器疾患、脳血管疾患、心疾患が6割を占めています

冬にこんなに命を落としているのは先進国の中では日本ぐらいであり
住環境の改善が必要になります

地域別に見ると、栃木県がトップで25%。
以下、茨城県、山梨県、愛媛県、三重県と比較的温暖な県が続きます
これに対して北海道は10%に過ぎません
断熱住宅の普及率で見ると、北海道では85%に達していますが
全国平均は23.9%程度で、トップの栃木県では2割程度しか普及していません

この数値を見る限り、暖かい住まいと冬季死亡増加率との間に
相関関係があるのでは想像出来ます
見方を変えれば断熱住宅の普及が遅れている地域において
リフォームや建て替えのタイミングでの断熱化を進めていくことは
省エネ推進だけではなく国民の健康維持につながる可能性があるということだと思います

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