2015年07月31日

湿潤養生

2015年7月30日


今日も暑い一日でした

現場では基礎配筋、水道工事の給排水給湯工事の逃げ配管を終えて
午前10時半頃に配筋検査完了
それから生コンクリート打設前に清掃、水洗いを完了
何もしないで現場を確認しているだけでも汗がダラダラ出てきます
職人も指摘した所を入念に手を入れてくれる
1時間程、一息入れてから生コンの打ち込みを始めるが
空模様が曇りになってきてひと安心

夏のカンカン照りの時の生コン打ちは養生が大変になります
打設開始から1時間少しで終了です

これから夕方までコンクリートの水分が上がってきたのを見計らって
3回程金ゴテでコンクリートの表面をならしていき
完全に水分が上がってこなくなってから水で湿潤養生を施し今日の作業は終了です

私も一度事務所へ帰ってから再度湿潤養生に出かけます

夏場の湿潤養生作業は躯体にしっかり現われるわけではありませんが重要な事なのです
不足すると耐久性が低下したり、コンクリートの中性化を早めたりする場合が稀にあり
気がかりになる時期です

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2015年07月30日

続・LED照明器具

2015年7月29日

午後から県庁に行く用事があり出掛けました。
外気は熱く感じましたが、県庁の正門から入った途端に涼しく感じました。
廊下の通路からさらにえれびーたー内・トイレに至るまでしっかり空調が
管理されているのがわかります。
建物は古いのですが、室内環境は素晴らしさを感じました。

さて、昨日の続きでLEDについてもう少し書きます。
照明の性能は、光の量・明るさ(ルーメン)と色温度(ケルビン)色味演色性、見やすさ(Ra)の
3つで表されます。
LED製品が市場に登場し始めた1996年前後、その光はまだ弱く色味も悪く
演色性も低く光が弱く感じられました。
要因としてはLEDの光の直進性にあったそうです。
光が横に広がらないので、天井や部屋の隅まで回らず部屋全体が
暗い印象になってしまいがちだったそうです。

現在では各メーカーの工夫により器具を調整して光を反射させたり、屈折させることで
さまざまな方向に光が届くように改良されています。
そのため、十分な明るさが保たれLDKが広い部屋でも快適に過ごせるようになりました。
また、LEDの登場で初めて可能になったのが調色機能です。
従来の白熱灯や蛍光灯では、使いたい色味を先に選んでおく必要があったのに対し
LEDは1つの器具で色味を変化させることができるようになりました。

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2015年07月29日

LED照明器具

2015年7月28日


夏場は早起きがいいです
猛暑になる前に現場を回りを終えて事務所に帰ります

ところで、住宅用の照明として広く使用されるようになったLEDは半導体の一種です
LEDが急激に普及した背景には、東日本大震災に伴う原発事故を経て
社会全体で高まった省エネ意識が指摘できます

まず、LED電球が急速に普及しそれを追うように他の照明器具も広がっていきました
いまでは新しく発売される照明のほとんどがLEDとなっています
LED照明の魅力はなんといっても消費電力量の少なさと長い耐久性にあり
各メーカーの開発努力によりエネルギー効率が年々向上しています

また、エネルギー効率だけでなく明るさや光の色味、見やすさなどの
技術も日々進化している様子が分かります
1993年青色LEDが実用化されて黄色に青色の光を足すことで
白色の光をつくり出すことが可能になり
1996年頃白色LEDの実用化に成功してからは蛍光灯の代わりに明るく色味も美しく
演色性の高い綺麗な照明として登場してきました

その後もさまざまな改良が重ねられ
2010年頃から多くのメーカーからLED照明が発売され広く普及してきました


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2015年07月28日

断熱性能と日射遮蔽性能

2015年7月27日

事務所に7:30に着いたら、室内の温度計が軽く30℃を超えています!
連日の猛暑に気合を入れて現場へ向かいます。

さて、断熱性能を強化した住宅は高断熱化により排熱が少なくなります。
いわゆる「熱籠り現象」によって暑くなる。という話を耳にすることがあります。
例えば、日射遮蔽性能は同じで、断熱性能だけを向上させたときの冷房負荷は
断熱性能が高いほど大きくなります。

断熱性能とともに日射遮蔽性能も向上させた場合の冷房負荷は、
両方の性能を向上させるほど大きく減少します。

暖房期では断熱性能を強化することが省エネで暖かい住宅をつくるのに最も有効になります。
冷房期ではそれに加えて日射遮蔽性能を向上させることで
暑い夏も省エネで涼しい住宅とすることが可能になります。

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アルミサッシのお掃除

2015年7月25日

毎日暑い日が続きます。
こんなとき、夏休みを利用して自宅のアルミサッシ・網戸などを点検したり
清掃・修理をしてみませんか?

〇アルミサッシについて
 ・ホコリはそのままにしておくとサビの原因になるので、乾いた柔らかい布で拭きます。
 ・ひどい汚れは住居用洗剤で拭き、さらに水拭きをしてかわいた布で拭き取ります。
  (アルカリ性や酸性・塩素系の洗剤の使用はサッシの変色の原因になるので避けます)
 ・海岸地方や湿気の多い地方のサッシは傷みが早いのでこまめに清掃します。

〇樹脂サッシについて
 ・お手入れはキズを避けるため、布やスポンジのような柔らかいものを使い、金属ブラシや
  金ベラは使用しない。
 ・中性洗剤で定期的にお手入れをします。
 ・ひどい汚れは中性洗剤・アルカリ性洗剤を薄めた液で拭き、さらに水拭きをして乾いた布で
  拭き取ります。

〇サッシの窓枠のレール部分にゴミなどが溜ると開閉に支障をきたすので、サッシブラシを使い
 定期的に水の清掃をします。

〇サッシの止め
 ・お手入れなどのためにサッシ戸を外した場合、再び窓枠に取り付ける際には必ず外れ止め部品
  を調整してください。
  また、日常使っている間でも外れ止め部品がずれることがあるので、この場合も調整が
  必要です。ドライバーで外れ止め部品の調整ねじを緩め、開閉に支障のない程度外れ止め部品  を上げます。
 ・調整ネジをしっかり締めて固定
  調整方法は貼付けしてある表示ラベルなどで確認をしてみてください。


清掃は朝の早い時間か夕方の涼しい時が良いと思います。
私も今年こそはと思っています!

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2015年07月25日

洗濯動線

2015年7月24日

現場を回っていると出会う職人さん皆汗がダラダラです。
熱中症にならないように気をつけなければなりません。

毎日のように行う洗濯は、家庭の奥様にとってはラクに済ませたい家事のひとつです。
例えば、洗濯機から物干し場が離れていると、水を含んだ重たい洗濯物を
運ばなくてはなりません。
上下階の移動があるとそれだけで大変です。
また、洗濯物を取り込んだ後はたたむ・しまうという作業があります。

間取り計画の際には「洗濯」→「干す」→「取り込んでたたむ」→「収納する」→「着替える」
の一連の流れを頭に描きながら、できるだけ移動が短くて済むような配置を考えると良いです。
さらに干す場所は室内にも設けておくと雨天時や花粉の季節に助かります。
外でも屋根がかかっていると急な雨に濡れなくて済みます。

洗濯物は居間からも外からも下着などが丸見えにならないような配慮が必要です。

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2015年07月24日

補助事業進行中です

2015年7月23日


朝から雨でさほど気温が上がらず風もあり
真夏にしては過ごしやすい1日でした

さて、省エネ住宅ポイント制度や地域型住宅グリーン化事業など
今年度も多くの補助事業が動いています

新築住宅の補助対象は長期優良住宅と
省エネ住宅(認定低炭素住宅、ゼロエネルギー住宅)となっていて
地域型住宅グリーン化事業は昨年までの「地域型住宅ブランド化事業」と
「住宅のゼロエネルギー化推進事業」の2つを統合した制度です

地域型住宅グリーン化事業を活用するには
「地域型住宅」の共通ルールをつくるグループに参加することが必須条件で
複数のグループに参加することも可能です
井口住研も2つのグループに所属しております

設計、施工、監理においては「省エネルギー施工技術講習」の
修了者が関わることが必須条件となっており
着工時期については
「長期優良住宅、認定低炭素住宅」についてはグループ採択通知の日付以降
「ゼロエネルギー住宅」は交付通知の日付以降と申請対象によって異なるので注意が必要です

井口住研も現在、グリーン化事業対応の長期優良住宅の現場が進行中です
構造見学会が8月29日(土)と8月30日(日)にあります

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漏気を減す

2015年7月21日


梅雨明け後の連日の猛暑
本格的な夏を感じます

建物の外部と室内で生じる意図しない空気の入れ替えを漏気といいます
「換気」とは、室内で発生する水蒸気、建材や臭いなどの汚染物質を排出して
人が暮らす居住スペースに新鮮な外気を入れることです

換気の範囲によって「全般換気」と「局所換気」に
換気方法によって「自然換気」と「機械換気」があり
機械換気は給気と排気の両方にファンが付く場合を「第一種換気」
給気だけにファンが付くのを「第二種換気」
排気だけに換気が付くのを「第三種換気」とし3種類の方法に分類されます

一方「漏気」とは、風や建物内外の温度差により建物の隙間や窓の隙間などから
室内に流入、流出する空気のことで。一般的には「隙間風」と呼ばているもので
換気とは区別して考える必要があります
住宅の気密性能を上げることで「換気量」は減らすことは出来ませんが
「漏気量」は大幅に減らすことができます
住宅の気密性能が低いと意図した換気経路が確保できず
室内の空気の質が悪化することがあります

このことから省エネルギー性が高く、居住温熱性能の質を向上させるためには
「換気」を適切に確保しながら「漏気」を減らすことが大切なことです

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2015年07月21日

防犯のすすめ

2015年7月18日

なかなかハッキリしない空模様です。

さて、そろそろ夏休みですので防犯に関して書いてみます。

住まいの防犯には、狙われにくく侵入されにくくする工夫が大切です。
戸建住宅の場合、泥棒は窓から侵入することが多いので、まずは侵入経路を断ち
サッシやドアまわりの対策が重要です。

・侵入者は光を嫌います。外灯がない・または少ない場合には人を感知して点灯する機能の
 センサーライトなどを利用します。

・周囲からの見通しを良くするために、侵入者が身を隠せないように庭木の手入れも大切で
 泥棒が隠れられる死角になる場所を作らない。

・見通しの悪い場所には防犯カメラを設置するのも効果的です。

・2階からの侵入の足場になりやすい物置や室外機は建物から離すなどしておきます。

・塀や策も足がかりになりやすいので、見通しが良く乗り越えにくく、なおかつ上方への
 足場にならないものにします。

・生垣にはトゲのある低木が効果的です。

・バルコニー下などにある移動可能なものは撤去し、死角にならない位置に動かしておきます。

・窓に防犯設備(窓ガラス用防犯フィルムを貼る・ガラスセンサーを付ける・クレセント錠とできるだけ
 離した場所に補助錠を付ける)

などの対策をおすすめします。

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2015年07月18日

視線を遮るためには

2015年7月17日

雨台風が過ぎ去りホッと一息。かと思っていたら、今日も昨日と同じで
台風の影響で雨降りでした・・・

夏に窓を開けて風を通したいとき、昼間なら外より室内の方が暗いので
レースカーテン程度で外部からの視線を遮ることができます。

注意したいのは夜間です。
例えば夏の夜に室内で明かりを付けると、昼間は視線を防いでくれたレースカーテンやすだれでは
外から室内が見えてしまいます。
そんな時に役立つのがルーバー雨戸です。
一般的にルーバーが動かない雨戸は、通常ルーバーが下向きになっています。
でも、ルーバー調整雨戸であれば、外部からの視線をルーバーの羽根の角度を変えることで
遮ることができます。
例えば、歩行者が窓のすぐ近くを通る密集した住宅地の場合は、視線が見上げになるので
下半分のガラリ角度が変えられるタイプが便利です。

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2015年07月17日

暑さ対策には建物を冷やす!

2015年7月16日


台風の影響で朝から大雨が降ったり止んだりの一日です

断熱性、遮熱性に優れた住宅では夏の夜間にエアコン等に依存しない
あるいは、エアコンへの依存度を低くする住宅が可能になります
それは、比較的冷涼な外気を積極的に室内に取入れて建物本体に畜冷させ
日中は開口部を閉めて気温の高い外気を遮断し
建物がその放冷によって涼しさを保てるからです

一般の戸建て住宅は蓄熱容量が小さいので大きくする為の工夫が必要です

①木造住宅でも空気取り入れ口付近に土間を設けたり

②内装材に蓄熱性の高い材料を使い、例えば厚めの石膏ボードを用いるなどにより
  蓄熱性を高めることが出来ます

③上記と合わせて更に、夜間通風による冷房負荷削減を積極的に行う際には
  開口部に夜間開放できる防犯性を持たせること

④日中の冷房負荷を抑える日射遮蔽技術、断熱技術を組み合わせること

⑤低層部から上層部へと空気が流れる経路を設けること

          などの配慮が必要です

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2015年07月16日

小リフレッシュ

2015年7月15日


今日は猛暑から少しでも逃れようと早朝から大山へ登山に行きました
伊勢原の日向薬師の登山口から登り始め3時間程度で頂上に着き
360度のパノラマを見る事が出来ました

天気は快晴に近く、関東平野から房総半島、東京湾、三浦半島から相模湾
伊豆半島までクッキリと見渡すことができました

冬の時期しか快晴の天気にあたったことがなかったので
夏の時期に樹木の緑が美しい景色を見たのは初めてで再度登りたくなりました

さて午後からは新築やリフォームの作業が行われているので
一息入れてから現場へ向かいました
暑さで少し疲れ気味の職人さんもいて無理をしないように話しかけると
「大丈夫!」との返事が返ってきて心強くなります

事故、病気にはくれぐれも注意して
これからも元気に仕事を続けて欲しいものです

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2015年07月14日

床断熱?基礎断熱?

2015年7月13日

朝から急に暑くなり猛暑日です。
少し動いたくらいで汗がダラダラ出てきた一日です。

床断熱とするか? 基礎断熱とするか?
そこで住宅の床下空間について書いてみます。

床下空間は、特に竣工直後から2年間程度は基礎コンクリートなどの保有水分が発散し
高湿度になりがちです。
さらに、床下空間は布基礎で仕切られており、直上の部屋の温度性状の影響を受け
住宅北側の洗面所や廊下などの低温部分の床下で結露が発生する場合があります。
床下断熱の場合は床下換気口を設けることにより、床下空間は外気と地盤温度の影響を
強く受ける為、住宅の床下を部分的に暖房した場合は、床下空間で温度ムラが生じます。
特に竣工初期から1~2年程は表面結露が生じる場合があります。

例えば、敷地が周りの土地に比べて低い・地下水位が高い・床の土壌面が敷地よりも低い
水田や湿地帯を造成した土地の場合、地盤の含水量が高くなりがちになり、床断熱として
床下換気を確保した方が良いのです。
一方、床下空間の高さが足りない植栽などで基礎の通気口からの通風が妨げられている
住宅密集地で、隣家間隔が小さい場合は床下換気量が十分確保できない場合がある為
基礎断熱工法が適していると言えます。

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2015年07月13日

団欒のある空間づくり

2015年7月11日


二日続きの晴れで梅雨も小休止というところでしょうか

私たちは日常生活の中で調理をする(キッチン=K)食事をする(ダイニング=D)
そして家族団欒をする(リビング=L)という生活行為は最も重要な時間です
しかし調理と食事を別々の部屋で行うか
調理、食事、団欒の全てを1つの空間で賄うかは家族ごとに異なってきます
その為、住まいの広さや家族構成、ライフスタイルに合わせて
3つの空間のつなぎ方を考え、使い勝手が良い配置にしたいものです
代表的なものを3つ紹介します

①ダイニングキッチン型(DK)

調理するスペースと食事をするスペースが一体化されたこのタイプでは
調理をしながら・・・食事をしながら・・・のコミュニケーションが可能で
家族間の融和を重要視したタイプと言えます

②キッチンとダイニングリビング型(K/DL)

調理するスペースにほどほどの独立性を保たせつつ
食事をするダイニングと団欒をするリビングを一体化させ
食事前後の家族のコミュニケーションを重視したタイプと言えます

③リビングダイニングキッチン型(LDK)

調理をすること。食事をすること。家族間の団欒をすること。
これらを一体化したタイプ
全て同じ空間で賄うことができるので少人数の家族や小住宅などに用いられます

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2015年07月11日

トップライト

2015年7月10日

久しぶりに太陽の日差しが快く感じられた一日でした。

そこで今日は日射熱取得や採光に有効なトップライトについて書いてみます。

トップライトは屋根面や垂直面日射量の3倍ほどになる為
夏場には強烈な日射を受け、屋内の温度が上昇します。
室内のオーバーヒート防止や冷房エネルギーの増加を防ぐ為
日射遮蔽が必要不可欠となります。

また、窓表面の結露は、外気と屋内温度との差が大きい場合に発生し
冬期には窓の室内側に発生しやすくなり、とくにトップライトは排気側となりやすい
建物の上部に取り付く為、一般の窓よりも結露に注意が必要です。
対策としてはトップライトの断熱性を高めたり、相対湿度が高くなる場所や
低温となる空間には設置しないようにします。

また、トップライトの夏場のオーバーヒートを軽減するには、天窓の内側に日射を遮る
遮蔽物(ロールスクリーン・ブラインド)を設置することが大切ですが、日射遮蔽物を
ガラスに密着させると、ガラスの熱割れが発生する恐れがある為、ガラスと遮蔽物の間は
最低でも100mm以上確保する事が大切です。


こちらは現場の様子です。
杭工事を行っています。
CIMG4042.JPG

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2015年07月10日

白アリ

2015年7月9日


気温23.8℃湿度70% PM6:30 小雨
窓を少し開けておく程度で風もあり、しっとりとした涼しさを感じました
高温多湿の日本で住まいの耐久性に大きな影響をもたらすのが腐朽菌や白アリです

腐朽菌は水分、湿度、空気、栄養分の4大要素のもとに繁殖します
湿度80%以上温度10℃以上の高温多湿の環境を好み、酸素を必要とし
材料に含まれているセルロースなどを分解して発育します
この4つの要素のうち温度や空気、栄養分は調達が難しく絶つことはできません
その為水分の管理が何より大切になります

それから白アリです
住宅に被害を与える白アリには、主としてヤマトシロアリとイエシロアリの2種類があり
いずれも湿った木材を好みます
イエシロアリは自分で水分を運ぶことができ被害は小屋裏まで及びます
また、日光や外敵を避けるため木材の外側を薄く残して食べていくので
内部が完全に空洞になっても外から見ただけでは分かりません

4月~7月にかけて羽アリを見付けたら要注意

近所で白アリが発生した時は要注意

白アリは光や乾燥を嫌い自分の排泄物や土砂でアリ道を作って建物内に侵入します
床下の基礎内部表面などに地盤面から
泥で固めたような道がある場合には白アリがいると考えられます
床下の木材、地上の柱や梁などの木材を木槌で叩いてみて空洞音がする場合は
木の内側を白アリに喰われて空洞化している恐れがあります

2年に1度程度は床下収納庫の点検口から点検をすることも
大切な家守りになります

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2015年07月09日

住宅の水分放出量(水蒸気)

2015年7月8日


なかなか降り止まない雨を見ています
毎日少しずつ湿度が上がってきてむし暑く、真夏が近い感じです

日本は世界で類をみない四季が豊かな国で
一年を通して湿潤と乾燥が繰り返される気候です
住宅の断熱化を図ることにより四季の寒暖の差が緩和され
住宅の室内環境を快適に保つことが出来ますが、一方で
外気と室内の境界にある「躯体(壁、天井、床、など)の断熱壁体」の内部には
昼と夜、夏と冬などで急激な温度変化が生じます

一般的な4人家族で住む住宅では
炊事や洗濯などの生活や人体から1日約数リットルの水蒸気が発生するといわれ
また、竣工後半年から1年程度の間で住宅を構成する材料からも数トンの水分が放出されます
それらを室内や躯体内から適切に排出しないと
室内ではカビや表面結露。躯体内では内部結露や耐久性低下の原因になります

また、日本は通年大量の降雨があり
雨水が躯体内に侵入しないように防水対策をしっかり確保する必要があり
建材のジョイントに多用されるシーリング材は
数年から10年程度しか耐用性がないと言われています

シーリング材の定期的メンテナンスの重要性はいうまでもありませんが
それらの部分から仮に漏水が生じた場合も
建物躯体を濡らさずに外部に排出するための建築的な対策を講じることが大切です


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2015年07月07日

住宅用の防水板・止水板

2015年7月6日


連日の雨続きはさすがに飽きてきた今日1日でした
こう毎日雨降りになると時期的にゲリラ豪雨や台風の
影響による水害への対策を考えざるを得ません

今年に入り住宅用簡易着脱タイプの防(止)水板の商品化が相次いでいます
重くかさ張る「土のう」と比べて、軽量・コンパクトで短時間でも設置できるのが特徴です

各社アルミ製のパネルタイプのものやシートタイプのものを商品化しています
今日は文化シャッターが商品化したラクセットを紹介します

自動ドアや自由開き戸であったり、仕切り(建具)がない開口部にも対応
様々な開口部形状に対し1人でも約2分でスピーディーに設置可能とした
また設置後も既存建具の開閉が行えるためパネルをまたいで出入りが出来て便利です

構造は左右両端と下端に止水ゴムを設けたアルミ製パネル仕様
このゴムが固定金具で枠と床面に密着することで
漏水量は1平方メートルあたり「毎時20リットル以下」と
一般的な止水板と同等の性能です
パネルは既存建具の枠などに直接取り付けるため
①設置に伴う事前工事が不要
②建物の新設、既設を問わず導入しやすい
③工事コストが抑えられる
④建物の意匠を損なわない
などのメリットがあり実用的かと思います

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2015年07月06日

地下室の結露

2015年7月5日

気温はあまり高くないのに湿度が65%と高く、少し動くと体中に汗が出てくる感じの
一日でした。

さて、今日は地下室について書きます。

地下室は夏期に結露する。または高湿になります。
地中深くなるにつれて温度が年間を通じて一定となりますが、夏期には躯体表面が
室内温度に比べて低くなることが主な原因です。

真夏の暑い時でも地下5mの地下温度は夏におおよそ15℃になり
例えば、室内温度が27℃、相対湿度60%の場合地下室は
床壁表面温度が18℃になると結露し、結露しない場合でも表面温度が22℃の場合
壁表面付近の相対湿度は80%となり、カビの発生しやすい環境になります。
地下室壁や床を透湿抵抗の高い断熱材で断熱して、夏期はエアコン・除湿器などで
除湿を図ることが大切です。

換気システムとしては、夏期は1階などで除湿された空気を導入する
第3種換気か、除湿も兼ねて全熱回収型換気装置を用います。
外気を直接地下室に導入する換気システムの採用は、絶対に避けなければいけません。
地下室は熱的には安定した空間ですが、最大の問題は夏期の結露です。
その緩和策としては除湿と断熱材しかなさそうです。

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2015年07月04日

植栽について

2015年7月3日

連日連夜の雨降りで空も疲れないのだろうか・・・?と思う事もあります。
こういう日が続くと外部の仕事はお手上げです。

そこで今日は外構工事の植栽について書いてみます。
植栽工事は他の工程の後回しにされがちで、予算を十分に確保しにくい工事です。
しかし、建築に欠かせない要素です。
植栽工事を決める主な要因は、樹木の種類や大きさ・枝振りでしょう。
株建ちで台付のものや、珍しい樹種の値段は高めです。
逆にヒメシャラやモミジなどの人気のある木は単価が安い傾向にあります。
予算がオーバーした場合は、植栽の種類を減らすなど計画を簡略化させてみましょう。

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2015年07月03日

障子の魅力

2015年7月2日


梅雨の最中は雨は時を選ばず強弱とつけて降ります
窓越しの目をやる回数がいつもより多い気がします

窓というと洋室、和室を問わず障子が似合うように思います
障子は日本古来の優れた建具です
もちろん和室の建築には欠かせません

格子状の秩序立った形態とそこから漏れる柔らかい光が室内に
なんとも言えない雰囲気を醸し出します
さらに和室ばかりではなく洋室にも違和感なく溶け込んでしまうのが凄いと思います

それが一番分かるのが洋室の改装時にカーテンに換えて新たに障子を入れた場合です
開口部を変更しただけにも関わらず
空間自体がキリッと引き締まる。素晴らしさがあります
これこそが障子のもつ不思議な魅力だと思います

紙の貼り替えが必要な障子は敬遠されていますが
美しい空間作りには欠かせないアイテムだと思います

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庭を有効活用

2015年7月1日


朝から雨振りがひどく、外作業はお手上げです
事務所にいて、窓越しに雨の降っている隣家の庭をみていて思いました

庭と言えば一面の芝生を連想しがちですが
デッキ、テラスを設けることも日常の利便性を高めるうえで効果があります
視覚的にリビングの延長として意識されるため、空間が広々と感じられるようになり
天気が良ければ、そのまま外のリビングとして使うことができます
リビングからの視界に隣の家が入らないように樹木を植えたり
スノコ塀をセットすればプライバシーを守れる外部空間が作り出されます

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2015年07月02日

河童伝説

2015年6月30日


今日は関内で3年に1度の建築士定期講習会がありました
朝10時から夕方6時30分までを講習と修了考査で無事終了してきました

さて、梅雨の季節
河童伝説のの話が活気づきます
全国津々浦々に伝説があり、町おこしのシンボルになるなど多くの人に愛されています
身近なところでは海老名市に流れる目久尻川は農作物を荒らした河童が罰として
目をくじられたことで、その名がついたそうで
川にかかる小園橋のたもとには、可愛らしい河童像があるそうです

私も今度よくみてみようと思います

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